退職まで60日。
4月中旬、退職について上司と2回目の面談をし、数日後には他の上席の方々ともそれぞれ面談をしました。
当然、もう一度考えて欲しいと引き止められました。
結局その場で断りきれず、いずれ退職しますと宣言した上で、退職時期の再検討をすることに。。。
でも私の希望は7月末退職。ゆずれない。
この頃、私の会社はコロナまん延防止として時差出勤になったり、緊急事態宣言発令後はテレワークに切り替わったりで残業が増え、ただただ毎日忙しかったなという記憶しかありません。
自分自身、退職した後のことについて考える余裕はなく、でも退職するんだという意思だけは変わらず持ち続けていたことが今の私に繋がっていると思います。
7月末退職、6月中旬から有休消化を申し出ていた私ですが、そうなると退職の最終判断リミットはどんなに遅くても5月中かなと。
もし、上司から何も連絡が来なければこちらから最終面談をお願いしなくては、と考えていました。
ですが、無事に上司と5月中旬に面談、他上席2名を突破し、退職の方向で調整していただけました。
後でわかったことですが、他の事務所でも辞める方がいたり、人事異動も重なったりと大変だったそうです。
退職することにご理解いただいたこと、退職後の会社の心配をせず進みなさいと背中を押していただけたこと、最後まで私の体調を気遣ってくださったことに本当に感謝しています。
退職が決定してから有休消化開始まで約1ヶ月。
勤務日数にすると残り18日でした。
日々の通常業務をやりながら、退職に向けて動き出さなくてはいけません。
退職が決まったらやる4つのことをまとめました。
退職届の提出
会社や雇用形態、退職理由が自己都合か会社都合か等で退職届(退職願)を提出する必要があるかはケースごとに異なります。
私の場合は正社員、自己都合での途中退職です。
会社側が用意した規定の退職届に記入するだけでしたので、特に文面を考えることはありませんでした。
退職理由は「一身上の都合によるもの。」と簡潔に記載しました。
そして退職日に誤りがないか確認をした上で、提出します。
私も人事部もそれぞれ時差出勤やテレワークであったためか、空白の退職届が手元に届いたのは有休消化開始の1週間前。
届いた書類はその日のうちにすぐ記入し提出、数日後無事に退職届が受理されたと知らせが来てから周囲の方々へ退職の旨を個別にお伝えしました。
会社側からOKサインが来てないうちに退職の話を周囲にするのはあまり賢明ではないかと思います。
退職すると言いたい気持ちはグッと堪えました。
引継ぎ作成
退職が許可されてすぐに後任者が決まるとも限りません。
引継ぎは誰が見てもわかることを心がけ、退職直前ではなく早い時期から作成していました。
異動に伴う引き継ぎであれば、サクッと作成し「わからないことは都度私に聞いてください」で済むかもしれません。
しかし退職となると、円満退職であったとしても聞きにくいものです。
そして説明する側も会社支給のパソコンやソフトが手元にあるわけではないので説明が難しいのです。
色々な状況を想定し、引継ぎ書は事細かに文章に残しました。
デイリー、マンスリー、都度対応、仕掛け中の仕事等、自分の関わっていた業務内容について項目ごとに分ける。
必要資料がどこのフォルダやファイルに保管してあるかの記載。
イレギュラーへの対応方法等。最終出社日の1週間前には引継ぎ書はできていましたが、そこからの数日に新たに発生した案件の引き継ぎもしなくてはならず、最後の最後まで時間に追われての作業となりました。
私は事務職ですが、営業職の方であれば顧客情報を引き継いだり、先方への挨拶周り、技術職であれば当然技術の引き継ぎも必要となってくるのでしょう。
会社との関係性にもよりますが、精一杯、引継ぎには注力したつもりです。
遅くても最終出社日3日前までに作成し、不足がないか確認してもらうのがベストだと思います。
身辺整理
身の回り品の整理や持ち帰り、会社からの貸与品の返却、不要なデータや資料類の処理を始めます。
メールボックスに保存していた過去の膨大な量のメールを削除し始め、本当に私は退職するんだと実感しながら日々過ごしていました。
メールはわざわざ削除しなくても退職後使用できなくなるため特に問題はないのですが、不要メールを削除したことで気持ちがスッキリして前向きになれるので私はオススメします。
また、後任の方が気持ちよく使えるように、ロッカーやデスクの清掃も必要です。
特に今はコロナの心配もありますので、アルコールで除菌消毒しながら清掃しました。
電話機とパソコンのキーボード、マウスは念入りに清掃しました。逆算すると最終出社日には全く清掃する余裕はないと判断したため、こちらも早めに清掃に取りかかりました。
※会社側からまだ退職の許可が出ていない、あるいは周囲に退職の話をしていないうちはこっそり清掃した方がいいでしょう。
これから先のことを考える
退職を申し出、退職届を提出し残りわずかの出社日となる中、本当に退職して大丈夫だろうかと不安な感情も出てきました。
退職後の転職予定もない、経済的にも不安。
でも私にはやりたいことがたくさんある。
脱サラしたい、独立したい、企業したい、ブロガーになりたい、お金持ちになりたい。
退職は自分で望んだ事なので、私は前向きにこれから先どうなりたいか、どうして行くかを考えることにしました。
悩むことが悪いことだとは思いません。
一つの選択をするのに時間を要することももちろんあります。
即決できることもあります。
何に重点を置き、どう考えるかは人それぞれです。
私は我が道を行くと決めたので、退職することに後悔はありません。
(いまだに時々会社の心配はしますが、それはそれ、これはこれ。)
後々わかってくるのですが、退職にあたって考えておかなくてはいけないこと、決めることが意外と多いのです。
今まで2度退職をしたことのある私ですが、もう5年以上前の記憶なので何を考えたらいいのかほとんど忘れてしまいました。
退職までまだ日があるので、マイペースに調べながらこれから先のことを考えていきたいと思います。
「立つ鳥跡を濁さず」を目標に、次回最終出社日を迎えます。
アラサーOL、疲れたので会社辞めます。〜退職まで40日〜に続く。
当記事を、テレラボ様で紹介していただきました!